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IoT センサを用いた常時モニタリングによるPC 箱桁橋梁の地震時の挙動計測
近年、橋梁やトンネル等の高度成長期に建設された多くのインフラ構造物の老朽化が進行し、また建設分野における人員不足に伴い、既存の構造物をより長く安全に活用する方法や維持管理の効率化が求められている。IoTセンサの普及と共にセンシング技術は日々向上しており、構造モニタリング技術への期待やニーズが高まっているものの、如何に社会の要請に応じた利用方法を確立できるかが課題となっている。本稿では高速道路橋梁の維持管理に構造モニタリング技術を活用した事例として、地震時の挙動を検知・計測し、早期復旧対応や安全な交通環境の維持に役立てた事例について紹介する。
- 発表年月
- 2023年9月
- カテゴリ/掲載誌
- 令和5年度土木学会全国大会 第78回年次学術講演会
- 執筆者
- 日揮㈱:吉村直樹、東日本高速道路㈱東北支社:樋本智、倉持尚子、㈱ネクスコ・エンジニアリング :池田昴矢
光学ストランドを用いたひび割れ発生コンクリート壁の長期モニタリングと地震応答
ひび割れが発生している鉄筋コンクリート壁の劣化状態の進行性を把握することを目的としてOSMOS光ファイバセンサを設置し長期モニタリングを実施している。2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による地震応答と合わせて報告する。
- 発表年月
- 2011年9月
- カテゴリ/掲載誌
- 土木学会第66回年次学術講演会
- 執筆者
- 日揮:門万寿男、東京大学:加藤佳孝、芝浦工業大学:勝木太、東京大学名誉教授:魚本健人