OSMOS(オスモス)光学ストランドセンサによる構造ヘルスモニタリング

国土交通省新技術NETIS 登録番号:KT-200126-A
点検支援技術性能カタログ 技術番号:BR030056

OSMOS技術

モニタリングデータ分析例

OSMOSシステムによる計測データを用いた分析例です。
その他種々のモニタリング結果については、“施工実績“や”技術資料”をご覧ください。

周波数分析による固有振動特性の把握

光学ストランドセンサで計測した常時微動振動による時刻歴ひずみ波形についてフーリエ変換を用いた周波数分析を実施することで、構造物の固有周波数特性の把握が可能となります。また、FEM解析等を活用することで、データ分析結果に相当する固有振動モードや最大応力(ひずみ)の発生箇所の特定などが可能です。

長大橋梁の常時微動振動によるひずみを計測

スペクトログラムによる周波数特性の分析

FEMによる固有値解析結果

地震時応答波形から損傷度を予測

OSMOSシステムでは、事前に設定した管理基準値を超えるひずみが発生した際には、そのイベント発生時の動的データが自動で保存されます。地震時の応答ひずみ波形から計測箇所での残留ひずみ発生の有無や固有周波数特性変化から何らかの損傷が生じている可能性を検証できます。

PC橋梁の状態監視

地震時のPC 桁における応答ひずみ波形

スペクトログラム分析(周波数特性の時間変化を捉えた分析手法)

FFT分析結果(全時間の平均)

加速度センサによる建築構造物の地震時ダメージ検知

建築構造物の固有振動特性を把握するために、OSMOS 加速度センサを用いた計測結果を基に動的特性(周波数、減衰比、および各振動モードの変形)を分析します。地震により過大な応力が発生した後の計測結果から、構造物への損傷の有無、損傷個所の特定やその影響度を評価します。

高層ビルの状態監視

OSMOS加速度センサを各階層に設置

固有振動モードの解析

地震の応答加速度波形の分析

疲労分析による寿命評価

OSMOSシステムで計測した時刻歴変位データをレインフロー法によって頻度分析することで、構造物の摩耗や破損および時間の経過に伴うその進行を評価します。これにより、構造物をはじめ、機器や設備の将来に渡る機械的挙動を予測し、残存寿命を見積もることができます。

産業用クレーン運転中の梁接合部をモニタリング

運転時の変位変動についてのレインフロー法による頻度分析

振動分析による構造特性を診断

定常的に振動荷重を受ける構造体の動的特性(周波数、減衰比、および各振動モードのモード変形)をOSMOS システムによる計測データから分析します。過大な応力が発生した後の挙動から、構造物や機器の損傷状態を評価します。

振動機器の運転時モニタリング

振動波形から構造減衰を算出

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