のり面・斜面
急傾斜地の安定性モニタリング
- モニタリングの目的
- モルタル吹付工により補強された崖面において、斜面の一部で吹き付けモルタルが剥離・崩落し、近接する民家に被害を及ぼす災害が発生した。
この斜面を管理する地方自治体は斜面の補強工事を行うまでの期間モニタリングにより安全性を確認することを決定した。 - モニタリングシステム
- OSMOS光学ストランドセンサ:(センサ長)5m ST x4本 、(センサ長)2m ST x4本
温度計 : 3箇所
モニタリングステーションと電話回線による遠隔監視(旧世代モニタリングシステム) - 結果・管理者のメリット
- モニタリングは2000年3月より2001年8月まで実施し、補強工事実施までの安全性の維持に活用された。
また、モニタリング期間中に震度3相当の地震を経験したが、斜面の変形は安定した状態を保っていることを確認した。
実績一覧をPDFでダウンロードできます。
随時更新しています。(最終更新日:2022年8月10日)